道廣 拓史

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自らの手で創り上げたいという思い

元々は、モノを作るのが好きだったのですが次第にもっと大きなものをと考えているうちに特殊な建築物を見る機会がありそれに感動し、自らの手で創り上げたいという思いがこの業界に入ると決めたキッカケです。でもなぜ有名な建築物や世界遺産といわれる建物は何百年もの間その形を維持し続けているのかという事を考え、建物の修繕へ興味が湧いてきました。実際に、修繕工事を通して感じる事はいくら外観がきれいに塗装されていても下地であるコンクリートの状態が悪いと、外観の美観性の維持期間も格段に違うという事です。又、定期的なメンテナンス(修繕)を行っていると事前に劣化を防ぐ事が出来るという点で、悪くなる前の予防が大切だと実感します。虫歯と同じで、建物も実際に劣化が進んでしまうと、修繕の際にそれだけ余分なコストがかかってしまいます。大規模修繕工事を通して、今悪くなっている所はもちろん、今後考えられる劣化の予備軍を事前に処理しておくことが重要で、その点では下地補修を社員が行っている日東化建ならではの強みだと実感しています。日東化建の技術社員・協力業者と連携して、工事が完了した際に管理組合様をはじめ携わった方々からの感謝の言葉が、次の仕事への原動力となっています。又、もっと自分が役に立つにはどうしたらよいのかという事から自らのスキルアップの為に、休日は資格の学校に通学しています。将来的に、規模の大きなマンションの修繕を手掛けていく為にも資格の取得はもちろん、その知識を応用してプラスαの提案をすることでお客様の満足度をより高める事が出来るのではないかと考えています。今話題の東京五輪の誘致による五輪後の選手村の再活用などと同様で建物を修繕・改修ながら有効に活用していくことは、環境やコストの面で非常に大切な課題になっており、リノベーションの分野は今、非常に注目度の高い分野だと感じています。自分自身も、もっとたくさんの方と接して、違う角度の意見を吸収し視野を広げて今後も仕事に取り組んで行きたいと思っています。

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